どうして同じ授業を受けても、同じ時間、勉強をしても人によって学力に大きな違いが現れるのでしょうか?
「生まれつきの頭の良さが違うからだ」
「頭が良くなる栄養を取っているのではないか?」
といろいろな答えが出てくるかもしれません。
たしかに生まれつき頭が良い人はいますし、頭が良くなる栄養素やサプリメントがあるかもしれません。
しかし学力に違いが現れる要因は「集中力」です!!
集中力の有無で子供の学力に差が出てくるのです。
集中力が高い人は同じ時間、勉強しても他の人よりも記憶できる量が違います。理解の質も違います。
集中力が高い人はそうでない人よりも、速く計算問題を解くことが出来ます。集中力が高い人は効率的に文章問題を解くことが出来ます。
実際に70人ほどの学生たちを被験者に選び、「マインドフルネスに取り組んだグループ」と「取り組まなかったグループ」を分けてそれぞれに計算問題や文章問題をやってもらいました。
そして問題を解く時間や正答率を調べたところ、明らかにマインドフルネスに取り組んだ学生達の方が解く時間も正答率も良かったというデータを得ています。
私自身や私が指導した人達もマインドフルネスに取り組んでから自然と速読が出来るようになったり、記憶力や思考する力が格段に上がっていることを確認しています。
マインドフルネス体験セミナーに継続して参加されてる方々からも「頭の回転が速くなった」「記憶力が上がった」という報告を受けています。
ではなぜマインドフルネスに取り組むと集中力が高まるのでしょうか?それは自分の感情をコントロールすることが可能になるからです。
例えば、学校で先生に怒られたり家で親に怒られたあとは、嫌な気持ちやモヤモヤが続くことがあります。
その状態だと嫌な気持ちが残っているので、勉強しても頭に入ってこないいっし、集中もできません。
嫌な気持ちをすぐに忘れることが出来ればいいのですが、まだ脳と精神の発達が未熟な10代の子たちにとってそれは至難の業です。
表面上は忘れたと思っていても、潜在意識に残っている場合もあります。
理由はわからないけど勉強する気にならない、やる気が起きないというのは潜在意識に残る、嫌な気持ちやモヤモヤです。
また「受験は上手くいくかな?」というプレッシャーや「志望校に入れるかな?」という不安、クラスメイトや友人との関係も集中力の低下に関係します。
こういった心の葛藤を上手くコントロールしなければ集中力はなかなか高まりません。勉強も大事ですが心の操縦法のトレーニングも同じくらい大切なのです。
マインドフルネスに取り組むことによって、不安やプレッシャー、潜在意識に残っている嫌な感情やモヤモヤをコントロールする強い心が手に入ります。
強い心が手に入ることで受験当日もいつもと同じような平常心で挑むことができます。集中力が低い子は緊張しやすいという特徴があるため、本番で力を発揮できないことが多いのです。
勉強はしっかりしてきたけど、受験本番で力を発揮できなければ元も子もないでしょう。勉強の成果を高めて受験当日も最大限の力を発揮するためにはマインドフルネスの実践がお勧めです。
マインドフルネスの実践で手に入る強い心と集中力は短期間で身に付きません。遅くても受験の1年前から取り組むことが望ましいでしょう。
短期間で効率よく習得したいあなたには人気NO1の「個人セッション」がお勧めです。