マインドフルネスとは③

 

マインドフルネスの実践や瞑想は目を閉じて何も考えないではありません。「今この瞬間」に何が起きているのか?に囚われずに「気づく」ことです。

 

 

そのために、まずは対象を決めます。呼吸や自分の身体、音や味など対象をしてその対象に意識を向け続けます。

 

 

そして対象から意識が外れたらすぐに対象に意識を戻す。ということを繰り返すのです。この時、自動的に浮かぶ思考やそれに付随する感情や気分を観察します。

 

 

これがマインドフルネスの実践や瞑想の基本的なやり方になります。

 

 

言葉で説明すると簡単に感じるかもしれませんが、いざ実践するとなると難しい実践です。

 

 

初めて取り組む方の大半は、自分の意識がどこに向いていたか?自分の中で何が生じていたか?に気づくことが出来ません。

 

 

多くの人は意識が対象以外に飛んだままで終わります。

 

 

それは当たり前で最初から上手く出来るはずはありません。何事も最初はそんなものです。

 

 

繰り返し実践することで「今この瞬間」の気づきが体感を持って理解することが出来ます。

 


対象に意識を向けようと考えない

 

対象に意識を向けるという行為は、対象に意識を向けようと「考える」のではありません。

 

 

「対象に意識を向ける」と「対象に意識を向けようと考える」は言葉は似ていますがその中身は180度違います。

 

 

例えば、痛みや痒みが生じたときは自然にその部位に意識が向くはずです。

 

 

痛みや痒みに意識を向けようと考える前に意識がそこに向いているでしょう?それと同じように瞑想中は対象に意識を向けるのです。

 

 

この辺りの意識操作は繰り返し訓練しないと出来るようにはなりません。まれに最初から難なく出来る人もいますが8割以上の人は無理です。

 

 

まずは「対象に意識を向ける」と「対象に意識を向けようと考える」の違いをしっかりと理解してください。

 


脳を発達させるために必要

 

「対象に意識を向ける」→「意識が対象から反れる」→「反れた意識を対象に戻す」を繰り返すことで脳のあらゆる部位が厚みを増し発達します!!

 

 

この作業はなかなか大変で慣れないうちはエネルギーを使いますが、脳を発達させるために必要不可欠です。

 

 

「対象に意識を向ける」と「反れた意識を対象に戻す」がマインドフルネスの実践や瞑想の基本となります。

 

 

これが出来ないといつまで立っても脳の変化は起こらないし、瞑想も上達しません。当然、心と身体の変化も起こりません。

 


初心者がぶつかる壁

 

「対象に意識を向ける」「反れた意識を対象に戻す」を体現するためには、身体感覚を高めることが有効です。

 

 

身体感覚とは意識した身体の部位を正確に知覚する能力のことです。身体感覚が高まるほど、マインドフルネスの実践や瞑想が上手になります。

 

 

当研究所が提供するマインドフルネスのパーソナルトレーニングセミナーでも身体感覚を高める訓練を行います。

 

 

しかし初心者の方はなかなか上手くいきません。多くの人は自分の身体に意識を向けるということをしてこなかったのでコツが上手くつかめないのです。

 

 

マインドフルネスに取り組む上で初心者の方が最初にぶつかる壁でもあります。ここを突破すればある程度の所まではスイスイと上達します。

 

 

人によっては数週間立っても壁にぶつかったままという場合もあるので、一筋縄ではいかないものです。

 


独学は危険

 

ネットや書籍の情報を元に独学で取り組む人がこの壁を突破するのは無理です。そもそもネットや書籍に身体感覚の重要性といった情報はありません。

 

 

なぜかネットや書籍には重要な情報が抜け落ちているのです。知らないのか?意図的なのか?はわかりませんが独学では危険性もあるので取り組むのはおススメしません。