ご存知だと思いますが日本は高齢人口の増加に伴い医療や福祉などで様々な問題が噴出してきています。
その中で多くの方が関心を寄せるのが『認知症』のことではないでしょうか?
2025年には日本の認知症患者は700万人を超えると言われています。これは日本人口の14%です・・・
その認知症を発症する大きな要因がアルツハイマー病だと言われています。アルツハイマー病は脳の神経細胞が減少していく病気です。
アミロイドβという老廃物が脳の中に溜まることでアルツハイマー病が発症すると言われています。
この老廃物は睡眠中に毎日洗い流されるのですが何かの理由で老廃物の蓄積量が一定ラインを超えることがあります。
健康な高齢者の方の脳では老廃物の蓄積は30%ほどですがアルツハイマー病の方では蓄積が90%にもなります。
脳に老廃物が溜まるほど記憶力や思考力、理解力などの認知機能が衰えていくと言われています。
脳の老化を防ぐまたは遅らせるためにはいかに老廃物を脳に溜めないか?が鍵になります。
先ほど、脳の老廃物は「睡眠中に洗い流される」とお話しました。
つまり良質の睡眠を取ることが出来ていればそれは最高の脳のアンチエイジングになるのです。
睡眠はどんなサプリメントやどんな健康法よりも効果があります。健康寿命は脳の若さと大いに関係があるので質の高い睡眠は確保したいですね。
ちなみに脳の老廃物が蓄積されると若い人でも認知機能が低下します。逆に言えば、脳に蓄積された老廃物を洗い流すことが出来れば記憶力、集中力、思考力はアップする可能性があります。
私たちの若さは脳が決めます。脳が若い人は見た目も若くなります。逆に脳が老けると見た目も年齢以上に老けて見えるのです。
脳を若く保つには脳に老廃物をためないことそれには良質な睡眠が不可欠です。
では良質な睡眠を取るには?どうすればいいのでしょうか?
先に答えを言ってしまいます。それはマインドフルネスに取り組むことです。
マインドフルネスをお勧めするのはマインドフルネスの素晴らしさを伝えるサイトだからというわけではなく本当にマインドフルネスが効果的だからです。
睡眠の質を低下させているのは間違いなくストレスです。
ストレスは交感神経を優位にさせます。交感神経が優位であれば眠り入ることは出来ません。
「睡眠の質が浅いな~」という自覚があるのであれば交感神経を静めて副交感神経優位に自律神経を導かなければいけません。
それにはマインドフルネスの呼吸瞑想が一番なのです。寝る前にマインドフルネスの呼吸瞑想を5分でもいいので行ってみてください。
それだけでも睡眠の質は全然変わります。マインドフルネスの呼吸瞑想はやればやるほど上手くなりますので最初の数日は効果がなくても徐々に睡眠の質が変わってきます。
起きたときのダルさや眠気が変わっていることに気づくでしょう。寝つきも良くなります。
これであなたも脳の若さをいつまでも維持することができますね。