マインドフルネス指導者の選び方

マインドフルネスの実践や瞑想は、間違った方法で取り組んでも望むような効果はありません。せいぜい取り組んだ一瞬だけ、リラックスしたような感じになるだけでしょう。

 

問題は間違った方法で取り組むと、取返しのつかない心身の不調を招く(下手をすると一生続く)恐れがあることです。

 

具体的に言えば、「幻覚や幻聴に悩まされるようになった」「うつ病が悪化した」「ネガティブな思考や感情が浮かびやすくなった」「怒りが常に沸いてくる」などです。

 

このような精神的な症状から「身体の痛み(腰痛や肩こりなど)が強くなった」「よくわからないダルさが常に続く」「疲れやすい」「眠れない」といった身体症状が起きる場合もあります。

 

正しいプロセスで段階を経て取り組めば、このような症状に襲われることはまったくありませんが、間違った解釈を元にした間違った取り組みは危険性があるのです。

 

多くの人は間違った方法で取り組んでも、「何の効果も変化もなかった」で終わります。しかし少数の方は心身の不調が生じる場合があるのです。

 

特に注意が必要なのがうつ病などの精神疾患や慢性的な痛みなどの身体症状を抱えている方です。こういった方々は何の疾患もない人よりリスクが高くなります。

 

詳しくは→マインドフルネスの危険性について

 

マインドフルネスや瞑想を指導する人は、良いことばかり(効果やメリット)だけでなく危険性もしっかりと勉強する必要があります。

 

そのためには心の仕組み(心理学や脳科学)や身体の仕組み(生化学や解剖学、栄養学)はもちろん、今社会では何が起きてそれが人々の心にどう影響があるのか?など幅広い知識や情報を獲得しなければいけません。知識や理論など頭での理解だけではなく、自身の実践や様々な体験、経験も必要です。

 

どれだけの指導者がこの事を理解しているのでしょうか?

 

マインドフルネスや瞑想のブームに便乗して(ビジネスチャンスだと思ったのでしょう)、多くの指導者が増えましたが、彼らのほとんどがそれを理解しているようには見えません。

 

不幸なのはそういった指導者から学ぶ受講生やクライアントです。期待した割には効果もメリットも得ることが出来なかったとなれば、何のために時間とお金を費やしたのかと後悔するはずです。

 

効果やメリットが得られなかっただけであればまだ良い方かもしれません。知識や経験が浅く、危険性を理解していない人から学ぶと、取返しのつかない心身の不調が生じることがあるからです。

 

これからマインドフルネスや瞑想に取り組もうと考えている方は、指導者をしっかりと見極める必要があります。これはマインドフルネスや瞑想に限らないことです。

 

しかしどうやって見極めればいいのでしょうか?

 

マインドフルネスや瞑想の知識や実践経験がほとんどない(まったくない)人からすれば、誰が正しいことを言っているのか?間違ったことを教えているのか?を見極めることは非常に難しいと思います。

 

見極めるためにはある程度の知識や情報が必要なので、徹底的に調べて吟味して欲しいのですが簡単ではありません。時間がないという方やどうやって調べればいいのかわからないという人もいるでしょう。

 

そんな人のためにここでは、マインドフルネスや瞑想に関する知識や情報がなくても指導者を見極めるポイントをいくつか紹介していきます。

 

私自身も長くマインドフルネスや瞑想の指導者を続けていますから、いろいろな所(学会やセミナーなど)でたくさんの指導者と会って話しをしたり聴いたりしているわけです。ビジネス目的の胡散臭い指導者や実践不足の頭でっかちの指導者、知識も経験もない指導者を何人も知っていますが、名前をここで晒すわけにはいきません。

 

しかし彼らに共通する特徴や性質については、特定されない範囲で紹介することは可能です。まったくの初心者の方にも指導者選びの有力な情報になると思います。

 

もちろん私自身の偏見もそこには含まれているのでそれを考慮して、一つの参考程度にしてもらった方が良いかもしれませんね。

外見で指導者を選ぶ

知識や情報が少ない(まったくない)状態で指導者を見極めるために最も有効な方法は、指導者の外見で判断することです。

 

「外見で人を判断するな」という価値観の人もいると思いますが、外見というのは「その人がどういう人間か?」を見極めるのに非常に有効です。

 

なぜなら外見は嘘をつかないからです。私たちの外見は内面(心など)が具現化したものです。内面は全て外見に表れます。もちろんここで言う外見とは生まれつきの構造(顔の造りや体格、肌の色など)ではありません。後天的に身に着いたその人の「心のクセ」です。

 

例えば、所作やしぐさ、表情や身体の使い方、身体の形などです。こういった目に見える部分だけでも相当の情報を得ることが出来ます。

 

もちろんそれを見る能力も必要ですが、訓練すればある程度は誰でも短期間で見極めれるようになります。外見で人柄や内面を見極める能力は、私たち全員が元々持っています。その能力は「こいつは敵か味方か?」を判断するため(生存本能)に必要だからです。

 

指導者を一目見て(写真や動画でも)、違和感や気持ち悪さ、不快感を覚えたらその人から学ぶのは辞めておいた方が良いでしょう。あなたの本能がその指導者の内面を感じ取ったのです。その違和感は指導者の外見の造り(顔の造りなど)を見て生じたのではありません。

 

美人やイケメンかどうかはまったく関係ありません。美人でも気持ち悪いと感じる人はたくさんいます。そういった顔の造りに惑わされてはいけません。直観をしっかりと働かせてその人を観ることが大切です。

 

出来れば生でその人を観て直観を働かせた方が良いのですが、生で観ることが難しければ動画や写真でも大丈夫です。しかし写真の場合は「奇跡の一枚」が混じっている場合があるので注意が必要です。

 

見た目だけでなく、声や話し方でも見極めることが可能です。見た目はさほど違和感がなくても声質や声のトーン、話し方で気持ち悪さを覚える場合も少なくありません。

 

声から判断するためには、注意深く相手の「声を聴く」必要があります。話しの内容ではなく声を聴くのです。話しにフォーカスし過ぎると声や話し方ではなく、内容で判断してしまいます。

 

人を見極めるときは話しの内容をあまり信用しない方が良いと思います。なぜなら話しの内容はいくらでも誤魔化すことが出来るからです。世の中から詐欺がなくならないのは、多くの人が話しの内容を聞き過ぎるのが理由の一つです。

 

優秀な詐欺師は例外なく、キレイな言葉を使い話しの内容自体も違和感がありません。しかし注意深く声を聴くと必ず違和感を察知できます。(その前に感覚が優れていれば見た目で察知できますが)声ではなく話しの内容に注意を向け過ぎるから、相手がどういう人間なのか?を見極めることが出来ずに騙されるのです。

 

外見も声も形や見えるものばかりではなく、感覚(直観)を働かせて見えないものを意識することがその人を見極める大事なポイントになります。マインドフルネスや瞑想の指導者の外見や声にも、その指導者の思惑や経験、知識量や考え方が必ず表れています。それを基準にして見極めていくことが出来れば外れを引く確率は限りなく低くなります。

 

その為には先ほども言ったように、外見に惑わされず直観を働かせて「観る」能力が必要となります。多分、多くの人は最初の感覚を信じることが出来ないのではないでしょうか?

 

それは「外見で人を判断してはいけない」「実際に話しをしないとその人のことはわからない」という価値観が強すぎるのが原因です。子供の頃からそのように教わるからです。

 

もう一つは最初に感じた違和感が「見た目の造り」から生じたのか?「直観」が働いて生じたのか?の判断が難しいからでしょう。これを解決するにはひたすら自分の感覚(直観)を磨くしかありません。出来るだけ頭の判断を少なくして身体で判断する経験を増やしていくことです。

 

人を見極める能力は指導者選びだけでなく、仕事やパートナーを選ぶときにも大いに役立ちます。人生レベルにおいても物凄く重要な能力なのでぜひ磨いて欲しいと思います。

肩書は無視する

その人が言っていることが正しいのか?間違っているのか?がわからない場合に、その人のプロフィールを見て判断する人は少なくないでしょう。

 

「どんな資格を持っているのか?」「どこの学校を卒業しているのか?」「どんな所で働いていたのか?」「現在はどんな役職か?」を参考に見極めようとするはずです。

 

公的な資格(国家資格など)を持っていたり、有名大学(特に海外)を卒業していたり、大企業で働いていたり(働いた経験)すればそれだけで信頼度が上がるわけです。

 

多くの人がその事実を知っているため、出来るだけ自分の印象を良くしようと指導者もわざわざそういったことをプロフィールに載せるわけです。(ストーリー風にするとより印象が良くなる)

 

しかしマインドフルネスや瞑想の指導者をそういった肩書だけで見極めるのは非常に危険です。なぜならマインドフルネスや瞑想の経験、指導する能力と世間一般に受けが良い肩書はまったく関係ないからです。

 

「マインドフルネストレーナー」や「マインドフルネスインストラクター」と名前の付いたマインドフルネスの専門家のように見える資格もありますが、それは指導者の能力を保証したものではありません。

 

そういった資格は国家資格でもありませんし(国家資格だから能力が保証されるということではないが)数日の研修を受ければ誰でも取得可能な資格です。その数日の研修もたいした内容ではなく、資格を発行する側のメリット(お金)の為に存在するようなものです。もちろんきちんとした内容で研修や養成講座を組んでいる所もありますが、私が知る限り極めて少数です。

 

公認心理士(国家資格)や臨床心理士(国家資格ではない)を持っている人がマインドフルネスの講座を主催している場合もありますが、必ずしも信頼できるとは限りません。マインドフルネスや瞑想の指導者には心の仕組みの理論や知識が必要不可欠なのですが、心理士の人が心の仕組みを理解しているわけではないからです。

 

「心理士って心の専門家なのでは?」と疑問に思った人がいるかもしれませんが、彼らは心の専門家ではなく、「心理学」という極めて狭い学問の専門家です。心理学は心の仕組みの一部に過ぎません。心理学を修めた(修士課程や博士課程)からといって心の仕組みを理解しているとは限らないのです。

 

また心理士の方がマインドフルネスや瞑想を自身でもしっかりと実践し、理論を深く勉強しているとも限りません。心理士のカリキュラムにマインドフルネスは含まれていますが、内容は触り程度です。

 

心理士の資格を取得した後に独自で勉強している人もいるそうですが、多くの心理士はマインドフルネスという言葉は知っているが実態はよくわからないそうです。(実際に私の所に学びに来ている何人もの心理士から聞いた)

 

大学教授という肩書を持っている指導者もいます。研究対象としてマインドフルネスや瞑想を選んだと思うのですが、彼ら自身はそれほど実践しているようには見えません。それは外見や彼らが書いたもの(論文や本)を見るとわかります。

 

知識や理論はたくさん知っているのですが頭でっかちという印象で指導者としてはどうなのか?と感じる人が多い印象です。そもそも彼らは指導者ではありません。研究者です。研究者と指導者は目的も性質もまったく違うのです。どちらが優れているとかの問題ではありません。

 

一般の人からすれば大学教授という肩書は信頼度が高いのですが、それは指導者のレベルの高さとはまったく無関係です。研究者と指導者は違うということをしっかりと認識してください。

 

医者という肩書も同様です。医者という肩書もトップクラスに信頼度が高いのですが、医者(精神科)だからといって心の仕組みを理解し、マインドフルネスや瞑想のことをわかっているのではありません。

 

「思っていたより医者も信頼できない」と実感した人がこの1年でかなり増えたのではないでしょうか?自分たちが儲けるため、立場を守るために平気で嘘をついたり、誰かを貶めたりといったことが表面化しました。

 

これは今に始まったことではありません。昔からそうだったのです。たまたま世界的なパンデミックが起きたことによって周知の事実となったに過ぎません。医者という肩書を持っているからという理由だけで無条件に信用するのは辞めましょう。もちろん優秀で素晴らしい医者という肩書を持った指導者もいます。

言ってる内容で判断する

当たり前の話しになりますが指導者を見極めるためには、その人が言ってる(ブログ等で書いてることも)を注意深く聴き、判断することがとても大切です。

 

しかしその人が言ってる内容が正しいのか?間違っているのか?を見極めるためには、ある程度のマインドフルネスに関する知識(周辺知識も)と論理的に考える能力が必要とされます。

 

ある程度のマインドフルネスに関する知識とはどれくらいか?と答えるのは難しいのですが、入門編と題する書籍に書かれてあるくらいの知識は最低限欲しいでしょう。

 

それと周辺知識として仏教や心理学、身体の仕組みなどの基本的な知識もあるとさらに見極める可能性が高くなります。論理的に考える能力があればさらに良いでしょう。

 

論理的に考える能力が必要な理由は、「その人が言ってることに筋が通っているか?」を見極めるためです。きちんと論理的に考えることが出来れば、自分の知らない分野の話しでも矛盾に気づくこと(感覚的に)が可能です。もちろんその分野の基本的な知識があればより気づくことが可能です。

 

例えば、「マインドフルネス瞑想をすることでアレルギーが改善する」という胡散臭い話しを聞いたとしましょう。

 

「瞑想をすると精神的ストレスが軽減される」→「精神的ストレスが軽減されるとストレスホルモンの分泌が少なくなり体内の炎症が減少する」→「体内の炎症が減少することで過剰に働いている免疫システムが正常化する」→「免疫の働きが収まることでアレルギーが改善する可能性がある」と論理的に考えることで筋が通り、この話しが胡散臭いどうかを見極めることが出来るのです。身体の知識や心と身体の関係についての知識があれば、より論理的思考は精度が高くなります。

 

知識がない人や論理的に考えることが出来ない人は、頭から「瞑想でアレルギーが改善できるわけない」と決めてかかったり、逆に盲目的に信じることもあります。

 

論理的に考える能力や基本的な知識を手に入れることは、それほど難しくありません。中学や高校を卒業できるくらいの人であれば本を読み、論理的に考える訓練をすれば誰でも身に着けることが出来ます。

 

論理的に考える能力は絶対に身に着けておいた方が良いと思います。論理的に考える能力は思考法の一つに過ぎませんが、思考の基本となり「世界の共通言語」でもあります。他人の真偽を見極めるだけでなく、自分を主張する時や他人を説得する時にも大いに役立ちます。

 

今後はさらに人を騙してお金を儲けようとする人や、大衆をある方向へ誘導するためのフェイクニュースなどが多くなります。それに振り回されずに納得して自分の人生を生きるために論理的思考(他の思考法も)は最低限必要となります。指導者を見極めるためだけでなく、人生レベルにおいても重要な能力です。

 

また「仕掛ける側」は見極めようとする人が、論理的に考えないように意図的に誘導する場合も少なくありません。

 

マインドフルネスに限らず、エステでもフィットネスでも提供する側がホームページを持つのが当たり前の時代です。ネット社会ではホームページが店舗となるからです。そのサービスを買う側はホームページに書かれてあるキャッチコピーやデザイン、スタッフの写真や動画などを元に見極めようとするはずです。

 

しかし売る側はここにたくさんの仕掛けをすることが出来ます。明らかにおかしいこと、筋が通っていないことを言っていてもホームページの中身を上手く作ることでそれを覆い隠すことが可能です。

 

ポジティブな感情を刺激するようなデザインにしたり、耳障りの良い抽象的なキャッチコピーをいたる所に配置したり、ストーリのある物語をわざわざ載せたりと論理的思考(他の思考も)を働かせないようにして良い印象だけを与えるのです。

 

人は感情の生き物ですから、少しくらい筋が通っていなくても生じる感情によって買うか買わないかを判断することが少なくありません。

 

それを理解しているのであれば問題はありませんが、無意識に誘導され「欲しくもない(必要でない)商品を欲しいと思い込まされて買ってしまう」というのは少し違うと思います。

 

それでも中身が伴っていればまだ救いようがありますが、中身がない商品(サービス)を売る人ほどそういう仕掛け方を徹底的に勉強して実行し、見た目だけは良い印象を装います。今後はそういった輩があらゆる分野でどんどん湧き出てきます。誘導されないためには一時の感情に流されずに論理的に考える能力がとても大事になってきます。

ヨガスタジオは注意が必要

「日本のヨガマーケット調査」によると、日本のヨガ人口は2004年時には23万人でしたが、2017年になると770万人と約30倍にも増えているそうです。このような数字を見なくても周りを見ればヨガに取り組んでいる人はたくさんいますし、ヨガは一時のブームやオシャレな趣味やステータスではなく取り組むのが当たり前(特に女性の間では)という時代です。

 

ヨガはいろいろなポーズを取ることで身体の柔軟性を高めてしなやかな身体を作り、ダイエットや美容に良いと捉えている人が多いのですが、実はそれは半分正解で半分間違いです。

 

ダイエットや美容は「おまけ」であり、ヨガの本質は瞑想にあります。いろいろなポーズを取るのは、長時間の瞑想を維持する身体を作るための準備体操みたいなものです。その準備体操でも身体はかなり調整されるので、慢性的な運動不足や姿勢不良をこじらせている現代人にとっては取り組む価値が大いにあるでしょう。

 

ヨガの本質は瞑想なので、ヨガのレッスンに瞑想の実践が含まれているのは当然のことです。近年ではマインドフルネスのブームもあって、「マインドフルネスヨガ」や「マインドフルネス○○」という名前が付いたレッスンを開催するヨガ教室やヨガインストラクターも増えています。

 

ヨガスタジオやヨガ教室に行けばついでにマインドフルネスも習うことが出来るので、お得と考える人もいるそうですが注意が必要です。

 

なぜならマインドフルネスをきちんと勉強し、正しいプロセスで実践している実践している(教えることが出来るレベルまで)ヨガのインストラクターは私が知る限りほとんどいないからです。

 

大手ヨガスタジオを始めいくつかのヨガレッスンを受講したことがありますが、そこで行われていた瞑想(マインドフルネスも)は瞑想ではなく呼吸法を行っていました。

 

瞑想と呼吸法を混同している人が指導者クラスでもとても多いのですが、両者は明確に違う実践法です。詳しくは→「呼吸瞑想」と「呼吸法」の違いについて

 

瞑想と呼吸法はやり方が似ているので、混同するのも無理はありませんが指導者がそれでは困るわけです。瞑想の指導者でも違いをわかっていない人がいますが、ヨガインストラクターはわかっていない人が特に多い印象です。

 

実際にある全国規模でヨガスタジオを展開している有名企業(ヨガに興味がある人は絶対に知っている)でマインドフルネスの講座を数日間行ったことがあります。

 

そこに参加していたヨガインストラクター(全員が指導経験が数年)は、マインドフルネスや瞑想という言葉は知っていたものの、実践してもらうとまったく出来なかったのです。

 

瞑想と呼吸法を混同していたり、「呼吸を意識する」「身体に意識を持っていく」が体現出来なかったりと、私の所にマインドフルネスを学びに来て一か月の方よりもわかっていないので、腰を抜かしたことがあります。

 

彼女達(全員女性だった)は所属するヨガスタジオで「瞑想」や「マインドフルネス」のクラスを持っていたプロ(ヨガの指導者としては)です。

 

その他にも何名かのヨガインストラクターの方々にマインドフルネスを指導したことがありますが、ほぼ全員が「瞑想」と「呼吸法」の違いが明確に理解していなかったり、体現出来ない状態でした。

 

もちろんヨガインストラクターの中にはこういった事をきちんと理解して、指導している人もいると思いますが、かなり少数なのではないでしょうか?

 

なぜならヨガインストラクターを養成する機関(全ての機関ではない)で行われている講座、研修内容があまりにも乏しいからです。その多くは「資格ビジネス」となっており、理念も何もありません。

 

ヨガインストラクターの資格を持っている人が増えているのは、資格ビジネスによる講座やセミナーが増えているからで(短期間でそれほど高くない受講料で誰でも受けれる)、そこで学んだ指導者がきちんとマインドフルネスを教えることが出来るはずはないでしょう。

 

私としてはマインドフルネスや瞑想を習おうと思うのであれば、ヨガのレッスンではなくマインドフルネスや瞑想を専門にしている人から学ぶことをおススメしています。

 

ヨガを取り組むことは現代人にとって、とても大きなメリットがありますがそれは身体的機能に限定されています。本来のヨガは瞑想(マインドフルネス)なのですが、日本で広がっているヨガは体操の域を出ていません。これから取り組もうと考える人はヨガと瞑想(マインドフルネス)は別けて実践した方が良いでしょう。

 

一応言っておくと、ヨガやヨガインストラクターをバカにしているわけではなく、現実をそのままお伝えしているだけに過ぎません。指導者の見極めるために必要な一つの情報です。