「呼吸瞑想」のやり方

マインドフルネス瞑想に限らず、呼吸を用いた瞑想は非常に人気があり、瞑想の中で最も取り組まれているのでは?という印象です。

 

瞑想に取り組んだことがない人でも瞑想という言葉を聞くと、呼吸瞑想をイメージするのではないでしょうか?

 

呼吸瞑想は、簡単に言えば私たちが無意識で行っている呼吸を意識に上げてコントロールをしたり、その中で自分の中で起きていることを囚われずに客観的に観察するという行為です。

 

呼吸瞑想にはたくさんの種類がありますが、その中でも呼吸を用いたマインドフルネス瞑想は全ての瞑想の基本中の基本となります。

 

呼吸を用いたマインドフルネス瞑想をどれだけ正しく行えるか?どれだけ集中して取り組めるか?によって瞑想全体の質や効果が変わってくるのです。

瞑想で病気が治る?

呼吸を用いたマインドフルネス瞑想に取り組むとメンタル面はもちろん、身体機能も向上します。向上するというよりは、正しく機能する、元に戻るということでしょうか。(正しくは生命場が整うから結果的に病気が治る)

 

病気や不調といった状態は、身体機能が正しく働いていない(生命場が乱れている)ということです。ですからメカニズム的に言えば身体機能を整えれば、病気や不調が改善するのです。

 

治療というのは、身体機能を整える(生命場を整える)行為です。病気を治す行為ではありません。病気を治すのは自分自身です。治療はそのサポートに過ぎません。病気が治るのは結果です。

 

先ほども言ったように瞑想は身体機能を整えます。その結果、生命場が整い、病気が治るのですが瞑想で病気が治ると聞くと怪しいと思いませんか?

 

かなり怪しく胡散臭いのですが、実際に科学的にもそれは証明されています。(興味のある人は海外の論文や文献などを読んでみてください)

 

ただ瞑想は病気を治す目的で行うものではありません。(病気が治るのは結果)自分を見つめて、自分と向き合い、そこで起きていることを囚われのない心で観る訓練です。

 

その「おまけ」として身体機能が向上したり(元に戻る)、IQがアップしたり、病気が治ったりするわけです。

「呼吸の瞑想」と「呼吸法」は違う

瞑想に取り組む第一歩として、呼吸を用いたマインドフルネス瞑想は多くの人にとって良いのではないでしょうか?(基本中の基本ですし)

 

まずここで知っておいてもらいたいことがあります。非常に重要なことです。それは「呼吸瞑想」と「呼吸法」は別物だということです。詳しくはこちらを参照してください→呼吸の瞑想と呼吸法の違いについて

 

簡単に言えば、「呼吸瞑想」は主に心へのアプローチであり、「呼吸法」は主に身体にアプローチする方法です。

 

もちろん、心と身体を明確に分けることは不可能です。呼吸瞑想は心だけでなく身体にも影響を及ぼし、呼吸法は身体だけでなく心にも影響を及ぼすでしょう。

 

しかし両者は目的や手法、結果的に得られる効果が微妙に違います。正しく実践するのであれば、違いをはっきりと理解しなければいけません。

 

瞑想を実践している人の多くは、呼吸瞑想と呼吸法を混同して行っています。またヨガ教室を始め、指導者クラスでも違いを理解せずに教えている人がたくさんいます。(ヨガ教室は酷い)

 

呼吸瞑想と呼吸法のどちらが良いとか悪いの話しではなく、瞑想に取り組む人や指導する人は両者は違うということを理解してください。詳しくはこちら

具体的なやり方

呼吸を用いたマインドフルネス瞑想の最大の特徴は、いつでもどこでも、どんな体勢でも取り組むことが出来ることでしょう。

 

ただ初心者の方や慣れていない人は、座った状態で行うのがベターです。寝て行う人がいますがおススメしません。理由は緩み過ぎて眠ってしまうから。(寝る前はOK)

 

座るのは椅子で大丈夫です。瞑想と聞くと胡坐を組むというイメージがありますが、胡坐は見た目以上に大変難しい姿勢です。無理に胡坐を組む必要はありません。

 

現代人の多くは、慢性的な運動不足から身体が固まっています。固い身体のままで無理に胡坐を組むと腰や膝を痛めてしまうリスクがあります。また痛みの方に意識が先行してしまうと瞑想に集中するのが難しくなります。

 

だから椅子で大丈夫です。(椅子の種類は特に問わない。ソファーでも可能)ただ猫背にならないように注意しましょう。正座でもOKです。

 

ここから呼吸を用いたマインドフルネス瞑想のやり方を解説していきます。まず座った状態で呼吸を意識しましょう。

 

呼吸を意識するとは、呼吸のことを考えたり、イメージすることではありません。呼吸に伴う身体の変化や感覚を能動的に感じるということです。

 

具体的には、息を吸ったとき、吐いたときに生じる鼻腔の中の空気の流れや、鼻腔に空気が当たる感触に意識を向けるのです。

 

その状態を3分間維持してください。3分間、呼吸を意識し続けるのです。出来れば呼吸はいつもよりゆっくりと行ってください。(呼吸を数える必要はありません)

 

わずか3分でもいろいろな雑念が浮かんでくると思います。意思とは無関係に思考や言葉が浮かんできたり、気分が変化したり、身体のいろいろな部位が気になったり・・・音に意識が向かうこともあるでしょう。

 

呼吸以外に意識が外れたら、すぐに呼吸に意識を戻してください。

 

雑念が浮かぶのはOK。意識が呼吸以外に向くのもOK。すぐに呼吸に意識を戻すことが出来れば、それは集中しているということです。

 

3分間、これを繰り返しましょう。簡単そうに見えるかもしれませんが、いざ実践するとかなり難しいでしょう。

 

初心者の方は、自分の意識がどこに向いているのか?になかなか気づけません。呼吸を意識しているのか?呼吸のことを考えているのか?の違いもわかりにくいでしょう。それも慣れの問題で繰り返し実践していると、わかるようになってきます。

 

慣れるまでは3分間で行ってください。いきなり30分とか長い時間行う人もいますが、それはおススメしません。呼吸を用いたマインドフルネス瞑想は、心と身体にたくさんの良いことをもたらしてくれます。多くの人に取り組んで欲しい瞑想の一つです。

 

*ここで紹介しているマインドフルネス瞑想は、この通りにきちんと実践するように心がけてください。自分に都合良く解釈して取り組むと場合によっては心身の不調を招くリスクがあります。一人で行うのが難しい場合はセミナーやパーソナルトレーニング(8週間プログラム)に参加することをおススメします。