マインドフルネスで病気が治る?

マインドフルネスの実践や瞑想で「病気が治る」と聞くと胡散臭いと思う人はたくさんいるでしょう。特に現代医学を学んだ医療従事者の前でこんなことを言うと「ありえない」とバカにされるか、鼻で笑われるはずです。昔こういった話題を出したところ(医師の見解を知りたくて)、実際にバカにされた経験があります。

 

病気は精神的ストレスが原因で引き起こされることがわかっています。精神的ストレスを継続的に受け続けると、体内の炎症度が高くなります。炎症度は病気やアレルギーの発症と関係しており(炎症度が高いほど免疫システムに影響が出るため)、体内の炎症度が高いほどあらゆる不調や症状が現れやすくなるのです。また傷の治りも炎症度の高さで大きく変わります。

 

これらの事実から、マインドフルネスの実践や瞑想には病気を治す力があると言えるのではないでしょうか?なぜならマインドフルネスの実践や瞑想は、精神的ストレスの軽減に大きな効果があるからです。

 

現代医療にどっぷりとハマっている人からすれば、マインドフルネスや瞑想で病気が治るといのは胡散臭い話しでしかありません。しかし「祈りの力」や「気功」が医者を始めとする医療従事者の間でも「治療に効果がある」と注目を浴びている現在で、マインドフルネスや瞑想が胡散臭いという認識は視野が狭く時代遅れでしかないでしょう。

 

私の所には様々な方がマインドフルネスや瞑想を習いに来ています。その中には病気やアレルギーを抱えている人もいます。病気までいかなくても慢性的な腰痛や不定愁訴で長年悩んでいる人もいます。

 

その人達の多くがマインドフルネスの実践や瞑想に取り組んでから、抱えていた病気や症状を改善させているのです。現代医療では治療方法がないとされ、国にしているされている難病が治ったという人もいます。

 

マインドフルネスの実践や瞑想は治療行為ではないため(私のところでは治療目的の人は受けていない)、その方達は病気を治すためにマインドフルネスに取り組んだわけではありません。他の目的で取り組んだのですが、結果的に抱えている病気や症状が消えたというわけです。

 

もちろんマインドフルネスの実践や瞑想で治ったという因果関係を証明することは不可能です。たまたま治る時期にマインドフルネスに取り組んだだけかもしれません。平行して取り組んでいた他の治療が効いたからかもしれません。

 

突き詰めると何が効いて治ったのかはわかりませんが、これは現代医療にも言えることです。現代医療の薬や治療で病気が治ったことの因果関係を証明することは不可能です。

 

現代医療は科学的に証明されていると言う人がいますが、その拠り所となっているエビデンスやデータなどはいくらでも解釈が可能ですし、数字を都合良く操作することも可能です。

 

権威ある医学雑誌に掲載されたからといっても、元々の考え方や作成が「ズレている」のでそれを元に「この治療は科学的に証明されている」と言われても信頼性はありません。

 

そもそも救急や外科的治療を除いて、ほとんどの医療行為の効果を証明することは不可能です。薬を投与したグループと投与していないグループに分けて経過観察をしたところで意味はないわけです。なぜならまったく同じ人間を二人用意することが不可能だからです。

 

年齢や性別、人種や食生活など似たような人間を集めたとしても体内で起きている代謝や精神活動は一人一人まったく違います。それらは免疫システムなどに大きく影響を与えます。被験者を厳選したと言ってもそんなことは無理です。試験管の中でなら科学的データを取ることが出来るかもしれませんが、生きている人間に対しては無理でしょう。

 

同じくマインドフルネスの実践や瞑想の効果も科学的に証明することは出来ません。しかし効果が証明できない現代医療で病気や症状が消える人がいるのと同様、マインドフルネスの実践や瞑想で病気や症状が消える人がいくらでも存在するのです。

 

心と身体のメカニズムを考えると、マインドフルネスの実践や瞑想で病気や症状が消えるのは的外れでもないでしょう。このことを体験している医療従事者も少なくありません。

 

病気を治すとか治療を意味するメディケーション(medication)の語源は、瞑想を意味するメディテーション(meditation)から来ていることを知っているでしょうか? 

 

医療現場で瞑想が行われない理由

なぜある程度の効果があるマインドフルネスの実践や瞑想が医療の現場で行われないのか?と疑問に思う人がいるでしょう。(一部の先進国では行われている)その理由は二つあります。まず一つ目の理由は、医療者に限らずほとんどの人にマインドフルネスや瞑想の知識や理解が不足していることです。

 

ここ数年はブームに乗っかってマインドフルネスや瞑想関連の書籍が売れたり、有名人が実践したりしたおかげで一般の人にもその存在が知られるようになってきました。しかしマインドフルネスや瞑想の実践や理論は多くの人が思っているほど簡単ではなく、片手間で習得できるものではありません

 

きちんと教えてくれる所も少なく、本やネットの情報を元に自己流で取り組んでいる人が大半でしょう。自己流で取り組んでも変化や効果はほとんどありません。センスの良い人は自己流でも大丈夫かもしれませんが、大半の人には何の効果もないでしょう。せいぜい「気持ちが落ち着いた」程度です。

 

これは医療に携わる人も同様です。マインドフルネスや瞑想が病気の改善や予防に良いと聞いて取り入れようとしても、さっき言ったようにきちんと学べる所がありません。

 

医療で用いるためにはそれなりの学びと実践が必要になるのですが、忙しい医療従事者の人たちにはそんな時間と余裕がない場合がほとんではないでしょうか。私の知っている医師は瞑想の効果を理解しているのですが患者に瞑想のやり方の資料を渡すだけで、瞑想の指導は行っていません。(指導できるだけの知識とスキルがない)

 

またマインドフルネスの実践や瞑想は、効果が出てくるのが遅いといったことも関係しています。病気を抱えている患者からすれば出来るだけ早く症状や苦しみを手放したいわけです。効果が出るのが遅いマインドフルネスや瞑想よりも、すぐに何かしらの効果が出る薬(プラセボ)や外科的な治療の方が好まれるでしょう。

 

特に医療への依存度が高いと言われる日本人はなおさらそうなのでしょう。治療者側も患者のニーズに応えたいので対処療法(投薬など)がメインになってしまうのです。これは医療者や患者といった個人的な問題ではなくもっと大きなシステム側の問題です。

 

医療の現場でマインドフルネスや瞑想が行われないもう一つの理由は「儲からない」からです。病院はボランティアではありません。維持するためには利益が必要となります。

 

マインドフルネスや瞑想を患者に教えても今の医療システム(保険)では一円にもなりません。そんなことよりも薬や検査、様々な治療を行った方がはるかに金銭的な利益があるのです。

 

しかも下手にマインドフルネスや瞑想を実践されて、病気が治ってしまえば医療側は困ります。製薬会社からしても「瞑想するより薬を出せ」と言うでしょう。

 

ほとんどの医療者がマインドフルネスや瞑想の効果を信じていないこともありますが、何よりも儲からないのが理由なのではないかと、様々な事実をつなげるとそういう印象を持ってしまいます。

 

私はマインドフルネスや瞑想には多くの可能性がある確信しています。従来の方法では治らない病気の治癒もその可能性の中に含まれているのですが、現代医療を否定しているわけではありません。

 

瞑想や気功などにハマっている人の中には、現代医療(西洋医療)を否定する人(医師の中にもいる)も少なくありませんが、それは極端な考えです。どちらが良いとか悪いではなく、お互いが補完し合える関係がベストだと考えます。

 

海外のエビデンスや報告を見ていると、従来の治療に瞑想や気功を補助的に取り入れると単体で行うよりも治療効果が高いという事実がたくさんあります。私の知っている医療者は「手術を終えた患者に瞑想を行ってもらうと明らかに術後の経過が良い」と断言します。こういった話しは探せばいくらでも出てくるし、最近は現場の医療者からも聞くことが増えている印象です。

 

ただ最終的には医療者や患者自身が選ぶことです。マインドフルネスや瞑想を取り入れるのか?否定するのか?はその人次第です。

 

残念なことにマインドフルネスや瞑想に偏見のある人は少なくありません。昔ある宗教団体が起こした事件が原因の一つですが、マインドフルネスや瞑想の選択肢が減ることは非常にもったいないことです。

 

少しでもマインドフルネスや瞑想の正しい理解をしてくれる人が増えて、実践してもらうと良いですね。マインドフルネスは大きな可能性を秘めています。

 

病気とマインドフルネスの関係についてこちらを参考にしてください。

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