筋トレの効果について①

ここ数年、筋トレがブームです。パーソナルトレーニングジムも増えていますし(新型コロナで減った??)、自宅で取り組める筋トレ法もYouTubeなどで検索すればたくさんヒットします。

 

筋トレ法だけではなく、筋肉を発達させるために、必要な食事法や専門的な知識などの情報も手軽に入手することが可能です。

 

筋トレに取り組むことで得られるメリットは非常に多くあります。

 

生活習慣病の予防や改善、若返り、見た目を整えてくれる、ストレス解消、メンタルヘルス、運動不足解消など、現代人が抱えている悩みのほとんどを解決してくれます。

 

そういった筋トレのメリットが広く伝わりつつあるので、筋トレの需要が増えているということですが、それに伴い問題も増えてきてると聞きます。

 

筋トレの効果が感じられない、筋トレに取り組んでから腰痛や肩こりが酷くなった、スポーツのパフォーマンスが低下した、疲れやすくなった、身体のバランス(見た目)が悪くなった・・・

 

メリットだらけの筋トレですが、間違った取り組み方で行うと、このような問題が生じることがあります。

 

健康になりたくて、見た目を整えたくて筋トレに取り組んだのに、こうなっては元も子もありません。

筋トレのデメリット

身体に良いはずの筋トレでどうしてこのような問題が生じるのでしょうか?

 

その理由は、筋肉が固くなるからです。筋トレに取り組むと、当たり前ですが筋肉がつきますが、それに比例して筋肉は固くなります。

 

もちろん筋肉が固くならないように、筋肉をつけていくことは可能ですが、それにはかなりの感覚と集中力が必要とされます。

 

それを的確に指導できるスキルと知識を持った指導者は残念ながらほとんどいません。

 

腰痛や肩こり、バランスの悪さ、身体機能の低下などは、筋肉が固くなることで生じる現象です。

 

ですから出来るだけ筋肉が固くならないように、筋トレに取り組まないといけないのです。

 

固くなるのは筋肉だけではありません。内臓も固くなります。内臓が固くなると内臓の機能は低下します。(腸が固くなることで便秘が起こったり、冷えが生じたりするなど)

 

高齢者向けのダンベル体操くらいの負荷であれば、筋肉が固くなることはありませんが、一般的な筋トレの負荷で行えばまず間違いなく筋肉は固くなります。

 

筋トレの最大のデメリットは筋肉が固くなることなのです。

筋肉を柔らかくするには?

それならば、筋トレを行った後、筋トレの最中にストレッチを行えば良いのでは?と考える人もいると思います。

 

実際にフィットネスクラブやパーソナルトレーニングでは、筋トレと合わせてストレッチをするのが一般的です。

 

しかし残念ながら一般的に行われているストレッチで筋肉を柔らかくすることは出来ません。むしろストレッチを行うことで筋肉が固くなることがあります。(詳しくは別のところで解説します)

 

一般的なストレッチは関節可動域を広げる効果はあります。関節可動域と筋肉の柔らかさはあまり関係ありません。

 

股割が出来る人でも筋肉が固い人はたくさんいるのです。

 

筋肉を柔らかくするには、一般的なストレッチではなく感覚を重視した丁寧な身体の使い方の訓練です。

 

具体的に言えば、マインドフルネス瞑想の「ボディスキャン」や世界三大ボディワークの一つである「フェルデンクライス・メソッド」などです。ボディスキャンのやり方はこちら。

 

これらのワークと筋トレを合わせて行うと筋肉はどんどん柔らかくなります。

 

ダンベルを力任せに持ち上げればいい、身体を動かせばいいという単純な意識で行う限り、身体は固くなり機能も低下するだけです。

 

感覚を研ぎ澄まし、自分の身体と向き合い、丁寧に取り組むことで筋トレのメリットを最大限、引き出すことが出来るのです。

「しなやかな身体」を筋トレで作る

私たちの身体のアウトラインを作っているのは筋肉です。筋肉を鍛えて、筋肉をつければ誰でもアウトラインは綺麗になります。(正しく取り組めば)

 

アウトラインが整えば、メリハリがつくのでスタイルが良く見えるのです。

 

実は筋肉が柔らかければ、さらにアウトラインは綺麗に見えます。多くの人はそれを「しなやかな身体」と表現します。

 

す~っと立ち、無駄な力が抜けて、肩が下がり首が長く見える、漂ってくる雰囲気も柔らかく、言いようのない魅力が感じられる・・・

 

柔らかい筋肉を作ればこのような「しなやかな身体」を手に入れることが出来ます。

 

見た目でけではなく、身体の機能も格段にアップします。

 

一流のアスリートは例外なく筋肉が柔らかいという話しを聞いたことはありませんか??

 

そうです。身体の機能をフルに発揮するために筋肉の柔らかさは必須条件です。さらに筋肉が柔らかいほどケガのリスクも下がります。(一流アスリートは全員、しなやかで美しい身体をしているでしょう?)

 

それだけではなく、実は筋肉の柔らかさは精神面にも影響を与えます。

 

筋肉が固い状態は、身体にとってはかなり不快なのです。しかし多くの人は全身の筋肉が固いのにも関わらず、その不快さを感じません。

 

理由はその状態が当たり前になってしまっているからです。もう一つの理由は、身体の感覚が乏しいことです。

 

身体の感覚が乏しいと、身体からのメッセージ(この場合は不快さ)を受け取ることが出来ません。

 

これは非常に問題です。

 

意識の上で不快に感じていないだけで、無意識レベルでは不快さに気づいており、それに伴いストレスも感じているのです。

 

理由はわからないけどしんどい、疲れが取れない、集中できない、イライラしやすい・・・といった症状の原因は筋肉の固さが招いた不快かもしれません。

 

実際に筋肉を柔らかくするだけで、こういった症状が解消することは珍しくありません。

自己流はダメ!!筋トレで人生は変わる?

間違った筋トレは効果が出ないだけでなく、筋肉をより固くさせて、心身の機能も低下させます。

 

いつも「マインドフルネス瞑想は自己流で取り組むな」と言っていますが、筋トレも同じです。(なんでもそうですね)

 

自己流で取り組んではいけません。ただ筋肉に負荷を与えて、鍛えればいいのではないのです。

 

しっかりと身体の感覚を研ぎ澄ませて、丁寧に自分の身体と向き合いながら筋トレに取り組めば、筋肉は固くならずメリットを最大限得ることが可能です。

 

それどころか、取り組んだ後はストレッチをした時より、マッサージを受けた時よりも筋肉が柔らかくなっていることが実感できるでしょう。

 

先ほど、紹介したマインドフルネス瞑想のボディスキャンやフェルデン・クライスメソッドなどのボディワークも一緒に行ってください。(もちろん専門家に指導を受ける)

 

トップアスリートや身体が美しい人は、無意識に「それ」を行っているのです。だからどれだけ筋トレを行っても筋肉が固くなることがありません。

 

どうせ筋トレに取り組むのであれば、私たちもトップアスリートとは言わなくても、そこに近い筋肉を作った方が良いと思いませんか?

 

なぜなら私たちはこの身体を持って人生を歩んでいくからです。死ぬまで自分の意志で歩き、生きていくためにスポーツをしない人でも身体の機能を高めて、維持できる方が絶対に良いでしょう。

 

そしてそれが可能なのです。

 

筋トレの取り組み方次第で人生は大きく変わると言ってもいいのではないでしょうか?