筋トレの効果について②

筋トレのメリットは、アウトラインを整えてスタイルを良く見せ、身体機能をアップさせる効果があります。詳しくは→筋トレの効果について①

 

それだけではなく多くの病気を予防したり、改善する効果もあるのです。代表的なのは糖尿病でしょう。(ここでの話しは2型糖尿病についてです)

 

*1型糖尿病

主に自己免疫や遺伝子が原因で発症する。子供の発症が多い。肥満や食生活は関係ないと言われている。

*2型糖尿病

主に過食や運動不足で発症する。40歳以上の肥満者で発症する人が多い。

*3型糖尿病

アルツハイマー型認知症。脳の神経細胞が糖化反応によって変性する。

 

糖尿病は、糖を細胞に取り込めなくなる代謝異常の病気です。糖が細胞に取り込まれなくなると、血管の中が糖で溢れます。

 

血管が糖で溢れると、渋滞が起こり、細胞が必要としている酸素や栄養素を全身に上手く運べなくなります。特に末端の毛細血管が酸素や栄養不足になります。

 

糖尿病が酷くなると、足の壊死や失明が起きるのはこれが原因です。

 

また血管が糖で溢れる状態が続くと、腎臓もダメージを受け、破壊されると言われています。

 

腎臓は非常に重要な臓器で、ここが破壊されると老廃物を排泄できなくなります。そうなると数日で死ぬと言われており、助かるには人工透析か腎移植しか道はありません。

 

*糖尿病のより詳しい症状や原因については専門書やサイトで確認してください。

糖尿病の方は新型コロナのリスクが非常に高い

また糖尿病を患っている方の身体は(予備軍も含めて)、サイトカインストームが起こりやすいと言われています。

 

*サイトカインストームとは?

サイトカインは免疫細胞の数や機能を調節し、ウイルスなどから私たちの身体を守ってくれるタンパク質の一種。しかしこれが過剰に産生されると免疫系の暴走、すなわち嵐(ストーム)が起こり、正常な細胞まで攻撃されてしまう。

 

糖尿病の患者が新型コロナウイルスに感染すると、重症化や死亡のリスクが高いのは、サイトカインストームが起こりやすい身体になっているからです。

 

また糖尿病の方はガンを始め、様々な病気を発症しやすいことがわかっています。糖尿病は万病の元なのです。

 

まだ糖尿病を発症していない予備軍の方も、サイトカインストームや病気を発症するリスクが高いので注意が必要です。

 

しかし幸いなことに、糖尿病は生活習慣を整えることで予防することや改善が可能です。すでに発症している人も生活習慣を整えることは有効です。

 

特に効果が高いのが筋トレです。

糖尿病に筋トレは非常に効果的

摂取した糖の大半は、筋肉で消費されます。つまり筋肉量が多いほど消費される糖も多くなるということです。

 

筋肉量を増やすには筋トレが最も効果的です。

 

実は糖尿病の原因は糖の摂取ではありません。運動不足による糖代謝以上と過剰な脂肪の摂取です。

 

50年前と比べて、日本人の糖の摂取量はかなり減っています。それなのに糖尿病の患者は何十倍にも増えています。(糖尿病の患者は予備軍も含めると2000万人と言われている)

 

この50年で大きく変わったのは生活習慣と食習慣です。世の中が便利になることでの運動不足(筋肉量低下)、食習慣の欧米化(高脂肪食)が糖尿病の患者を増やした原因です。

 

運動不足による筋肉量の低下は特に深刻です。糖の大半を代謝する筋肉量が減ると摂取した糖は余りやすくなります。

 

その結果、血糖値が上昇→インスリン分泌量が増える→膵臓が疲弊→インスリン分泌量の減少→血糖値が下がらない(血管中に糖が溢れる)→糖尿病発症。という経過を辿ることになります。

 

筋肉量の多い人や運動習慣のある人は、少々の糖を摂取しても筋肉が糖を取り込んでくれるので、血糖値は上昇しません。

 

血糖値を上昇させないために、糖の摂取を制限する糖質制限がダイエットや糖尿病の予防や改善のために行われえていますが、それは間違いです。

 

本質からズレています。(糖質は太らないし、健康であれば血糖値もそれほど上昇しない)

 

糖質を制限するよりも、筋トレをして脂肪食を減らしてください。(高脂肪食はインスリンが効かない体質を作る)

 

甘い食べ物を我慢するのではなく、筋トレをして運動量を増やしてください。

 

先ほども言いましたが、糖尿病は万病の元です。その糖尿病が筋トレに取り組むだけで、予防や改善が出来るのであれば、もうやるしかないですよね。(筋トレはその他の生活習慣病である高血圧や高脂血症の予防、改善効果もある)

筋トレをすると若返る?

筋トレのメリットはまだまだあります。その一つが若返りです。筋トレをするほど若返りホルモンが分泌されます。

 

筋トレをすることで成長ホルモンが分泌されることがわかっています。

 

成長ホルモンは、お肌や細胞を若く保つ役割があります。強度にもよるのですが、筋トレをすることで成長ホルモンが何十倍も分泌されることもあるのです。

 

分泌される若返りホルモンは、成長ホルモンだけではありません。

 

「マイオカイン」という若返りホルモンも分泌されます。マイオカインについてはまだわかっていないことも多いのですが、若返り効果だけではなく、ガンの発症を抑制するという研究データもあります。

 

筋トレに取り組むと病気の予防や改善だけでなく、若返りやダイエットなど良いことがたくさん起こります。

 

但し、何事もやり過ぎは禁物です。

 

筋トレ(運動も)をやり過ぎると体内の活性酸素の量が増えます。

 

少々の活性酸素は身体に良いのですが、増えすぎると細胞の炎症を招き、不調や病気、老化の原因にもなります。

 

また筋トレ(運動も)のやり過ぎは、腰痛や肩こり、膝の痛みを招いたり、オーバートレーニング症候群を発症させることもありますので注意が必要です。

 

*オーバートレーニング症候群とは?

スポーツなどによって生じた生理的な疲労が十分に回復しないまま、積み重なって引き起こされる慢性疲労状態。

 

このようなデメリットを防ぐために、自己流ではなく、必ず専門家から正しいやり方を学んで実践してみてください。