マインドフルネスでIQがアップする理由

マインドフルネスの実践や瞑想に継続して取り組むと、IQは確実にアップします。

 

今よりIQをアップさせることで、仕事でも勉強でもより上手くいく可能性が高くなります。視野も広がり「気づき」が増え、観る世界も変わります。それは人生の豊かさにもつながるでしょう。

 

多くの人は視野が狭くそれに比例して思考も限定的です。これでは何か問題が起きたときや壁にぶつかったときに、数ある選択肢から最適なものを選ぶのが難しいのではないでしょうか?

 

現代社会はますますその方向へ進む傾向を見せており(そのように誘導されているふしがある)IQをある程度高めないと自分の人生を歩むことが難しいと言われています。そんな時代だからこそ何千年も前から人類が取り組んできたマインドフルネスが改めて注目を集めているのでしょう。マインドフルネスの実践や瞑想は続けると圧倒的にIQが向上しますから。

 

ところでIQアップだけを目的にマインドフルネスを実践するのは、邪道という声があります。スキル習得や表面上の方法論に走ることで自己の利益だけを追求し、本来の目的である心や人格の成長が疎かになってしまうというのがその理由です。

 

この指摘は間違いではありません。私自身もそう思います。マインドフルネスを実践する目的はIQアップではなくもっと先にあります。IQだけアップしても、心がそこになければ意味はありません。アップしたIQを悪いことに使われても多くの人が困るわけです。

 

マインドフルネスを実践する目的の一つは心の成長です。IQアップはその過程における「おまけ」みたいなもの。

 

矛盾する言い方かもしれませんが、マインドフルネスを実践する当初の目的がIQアップでも問題はないと考えています。マインドフルネスを実践しながら、大事なことを学んでいけばいいのです。最初はどういう動機であれ正しいプロセスでマインドフルネスを実践していけば、必ず心や人格の成長につながります。

IQとは脳機能のこと

ここで言うIQとは脳の機能全般を指しています。IQテストで測れるIQ値とは少し違うものと理解してください。(IQテストで測れるIQは限定的で脳全体の機能ではない)

 

脳の機能とは思考力や記憶力はもちろん、問題を発見する力や物事を俯瞰して見る能力、対人対処力(コミュニケーション力)など生きていく上で必要不可欠で人類に元々備わっている能力のことです。

 

良い人生を送るためにはIQの高さが全てではありませんし、IQの高さ以外にも人間には大事なことがたくさんあります。

 

しかし非常に高度化し複雑化した現代社会(VUCAの時代)では、IQが高い方が圧倒的に有利であることは間違いありません。この流れは今後さらに加速し、あらゆる場面で表面化していくでしょう。

 

そういった時代の流れや変化を本能的に感じ取り、IQアップに興味を持つ人が徐々に増えています。現にIQをアップさせるワークや訓練、セミナーや講座も増えており(書籍の数も増えている)企業研修などでも積極的に取り入れているそうです。

 

IQを高める方法はいろいろありますが、まずはマインドフルネスの実践や瞑想から取り組むことをおススメしています。その理由は、マインドフルネスの考え方や方法がIQアップの基礎となるからです。基礎がしっかりしていなければ、その上にあるスキルを学んでも非効率な習得となります。

 

セミナーや講座で学んでも何も変わらない人が多いのは、基礎が十分身に着いていないことが考えられます。

マインドフルネスでIQがアップする3つの理由

マインドフルネスの実践や瞑想でIQ(脳機能全般)がアップする理由は次の3つです。

 

・集中力がアップする

・感情に囚われなくなる

・「無知の知」が理解できる

 

まずは集中力アップから見ていきます。

 

マインドフルネスは集中力が全てと言っていいかもしれません。マインドフルネスの瞑想では、対象に意識を向け続けます。その対象から意識が外れたら、外れたことに気づきすぐに対象に意識を戻します。

 

これをひたすら繰り返すのですが、この状態を維持するためにはかなりの集中力を要します。(初心者の方は30秒も持たない)

 

大方は対象から意識が外れて、セルフトーク(頭に浮かぶ言葉やおしゃべり。心理学では自動思考と呼ぶ)が膨らみその世界にどっぷりと浸かるわけです。

 

もちろんこれは無意識です。無意識ですから対象から意識が外れたことになかなか気づくことが出来ません。気づかないから対象に意識を戻すことも出来ません。これが私がいつも言う「囚われた状態」です。

 

集中力が高い人ほど意識が対象から外れたことに気づき、セルフトークの世界から対象に戻ることが出来ます。(囚われてもすぐに戻ってこればいい)

 

セルフトークに囚われずに、目の前のことに強く意識を向ける(集中する)と脳はどんどん活性化(IQアップ)していきます。仕事でも勉強でも対象に意識を強く向けることが出来れば、効率は上がりこなすスピードも上がるのです。

 

生産性が低く、物覚えが悪い人は頭が悪いのではなく、集中力が低いのです。意識が目の前の対象だけでなく、セルフトークにも分散しているので仕事でミスを起こしやすく、勉強しても頭になかなか入りません。

 

同じだけ勉強してもテストの結果に差が出るのは集中力の低さが原因です。成績が悪い人は、勉強中に浮かぶセルフトークを振り払えないので先生の話しが頭に入ってきません。仕事やスポーツのパフォーマンスが低い人はこれと同じことが起きています。

 

マインドフルネスの実践や瞑想は集中力の訓練そのものでもあるので、実践を続けると集中力が圧倒的に上がります。それに比例してIQは嫌でもアップします。

 

過去に何人か10代の学生にマインドフルネスを指導する機会(スポーツのメンタルトレーニングとして)がありましたが、その学生達から「勉強量は変わらないのに不思議と成績が上がった」と言われたことがあります。

 

これは不思議でも何でもありません。マインドフルネスの実践を続けて、集中力が上がれば当たり前に起こる現象です。

感情がIQを低下させる

私たちは感情に囚われて目の前のことが見えなくなるとIQが大幅に低下します。逆に言えば感情に囚われず、目の前のことに意識を向ければIQを維持(アップする)出来るというわけです。

 

感情に囚われないというのは、自分の中に生じた感情を無視したり、その感情を感じないように蓋をすることではありません。感情の渦に巻き込まれないということです。

 

例えば、目の前の相手に強い怒りを感じたときに言ってはいけないことを言ってしまったり、やってはいけないことをした経験はありませんか?

 

暴言を吐いたり、暴力を振るってしまったり・・・頭ではダメとわかっていても抑えきれない。それが感情に囚われた状態です。感情に囚われてしまうと思考力も記憶力も失い、感情に任せた行動や判断しか出来なくなるのです。

 

感情に囚われてIQが低下してしまうと場合によっては取返しのつかない結果になることがあります。(衝動的な殺人など)怒りを感じてはダメということではありません。怒りの渦に巻き込まれないようにしなければいけないということであり、巻き込まれてもすぐに戻ってくるということです。

 

恐怖や不安も怒りと同じくらいIQを低下させます。IQをアップさせるために、または維持するためには怒り、恐怖、不安の感情をどう扱うかが鍵となるわけです。

 

災害時やパンデミック時にはメディアの情報などに影響されて、多くの人が恐怖や不安に囚われます。(直接的に影響がない人も)災害時やパンデミック時に関係のない地域で、買い占めが起きることが珍しくありませんが、その原因はIQが低下したことです。IQが低下した結果、冷静な思考や判断が出来なくなりよくわからない行動を起こすのです。

 

権力者や詐欺師はそこに付け込んできます。彼らに都合の良い方向へ誘導されないためにも感情に囚われない力を高めて有事の時(普段から)にもIQを維持しないといけません。(騙す方よりもIQが高ければ絶対に騙されない)

 

ここでも囚われないが重要なポイントになります。囚われたとしてもすぐに戻ってくることです。そのために日頃からのマインドフルネスの実践が役に立つのです。

 

また普段からマインドフルネスの実践や瞑想を行っている人は、有事(災害や犯罪など)からの精神的回復が早いことがわかっています。(トラウマやPTSDを患う割合も少ない)

無知の知を理解することでIQがアップする

「無知の知」とは自分が無知であることを知っていること、自分がいかにわかっていないかを自覚しなさいということです。

 

私たちは「ありのまま」に目の前の事象を見ているわけではありません。思い込みやあらかじめ持っている知識や情報などによって、目の前の事象を都合よく解釈します。視野が狭く物事を限定的にしか捉えていません。つまり自分の頭の中で自分勝手に作り上げた妄想に常に囚われているということです。

 

私たちのIQは何かに囚われると確実に低下します。IQを低下させずにアップさせる(または維持)には囚われを断ち切るしかありません。

 

しかし囚われている人は、自分が囚われていることに気付いていません。目の前の事象を自分勝手に作り上げた妄想と気づかずそれを「事実」と信じています。自分が正しいと思い込んでしまっているのです。

 

囚われることが問題なのではなく、そこに気付いていないことが問題。気付いていないことがより事態を深刻化させるのです。

 

ではどうすれば良いのでしょうか?どのようにしてそんな自分に気付けば良いのでしょうか?

 

それは自分を俯瞰して見ることです。自分を一段高い位置から客観視し、自分自身の物の見方を疑うことです。(メタ認知)そこで初めて自分がいかに歪んだ捉え方で目の前の事象を見ていたか、解釈していたかに気づくことが可能になるのです。(無知の知)

 

それが体現出来るとIQは確実にアップします。なぜなら自分を俯瞰して見る事で視野が広がり、同時に知的好奇心も生まれ問題発見力が高まるからです。それが新たなことを学ぼうとする原動力になり思考回路が上手く回り始めます。(思考停止状態の人は例外なく何かに囚われて視野が狭い)

 

マインドフルネスの実践や瞑想は自分を知ることであり、俯瞰して観ることでもあるので、継続して取り組むと嫌でもIQはアップします。

アップしたIQをどう使うか?

ここまでざっくりとマインドフルネスの実践に取り組むことでIQがアップする理由について解説してきましたが、何となく理解出来たでしょうか?

 

言ってることはわかったけどマインドフルネスに取り組むだけでIQがアップするのか?と疑問に思う人もいるかもしれません。

 

ここで言ったことを体現するためには、頭で理解するのではなく実践して身に着けることが大事です。頭だけで理解しても何の意味もありません。

 

頭だけの理解は囚われを強くし、結果的にIQを低下させるだけです。

 

マインドフルネスの実践を継続して実践していくとIQは確実にアップします。(正しいプロセスで取り組むという前提で)ぜひともマインドフルネスを実践してIQをアップさせて人生を豊かにして欲しいと思います。 

 

出来るならば、アップしたIQを自分のことだけではなく社会や身近な人(他者)のために役立てて下さい。それがマインドフルネスを実践する目的でもあります。