強迫性障害の大きな原因は囚われです。
囚われとは簡単に言えば「自分の意思とは関係なく浮かぶ思考で頭の中がいっぱいになること」です。
囚われが原因であれば、解決する方法はシンプルです。囚われを手放すこと。
囚われを手放すためには囚われないトレーニング、つまり心のトレーニングであるマインドフルネスの瞑想や実践に取り組む必要があります。
囚われが小さくなるに比例して強迫性障害の症状は軽くなったり、消えることがあります。
ここで誤解してはいけないことがあります。それはマインドフルネスの瞑想や実践は治療ではないということ。
症状に直接アプローチするものではなく、症状を引き起こしている心を変えるトレーニングです。
しかし一般的に広がっているマインドフルネスの瞑想に取り組んでもあまり意味がありません。
なぜなら一般的に広がっているマインドフルネスの瞑想はリラクゼーションが目的だからです。
リラクゼーションを目的とした「マインドフルネスもどき」に取り組んでも囚われを手放すことは出来ません。
「マインドフルネスもどき」に取り組むと、逆に囚われが強くなることがあります。
その結果、強迫性障害の症状が酷くなることがあります。本やネットの情報を元に自己流で取り組んだり、アプリを用いての実践は辞めた方がいいでしょう。
たしかにリラックスすれば、その場限りにおいては心が安定することがあります。
心が変わったような感覚を得るかもしれません。
しかしそれは一時的なものです。
根本的に心が変わったものではありませんから、強迫性障害の症状が出る場面においては無力です。薬も同じです。
マインドフルネスの瞑想や実践に取り組むと、強迫性障害の症状に対する向き合い方、捉え方も変わります。
「症状があってもいいか」「症状を気にしない」と良い意味で開き治ることが出来るため、結果的に強迫性障害の症状が治まるのです。
問題は症状があることではなく、症状によって生じる苦しみです。
苦しみは強いストレスです。強いストレスは症状をより強く引き起こし、悪循環を招きます。
症状があったとしても気にしなければ、苦しみは生じません。
苦しみが生じなければストレスも感じないため、結果的に強迫性障害の症状が治まっていくのです。
症状を「症状を気にしない」と開き直るためには、心のトレーニングが必要です。
「気にしない」と思ったり考えることではありません
マインドフルネスの瞑想や実践は、正しいプロセスで段階を経て取り組むことで習得することが出来ます。
・注意をどこに向けるのか?
・今ここに集中するとは?
・気づきとは何か?
・何に気づくのか?
・自分を観るとは?
・ありのままとは?
・雑念はどうする?
・正しい姿勢と呼吸は?
・身体の声を聴くとは?
などを頭と身体を通して理解し、取り組む必要があります。
「実践法」「頻度」「反復回数」「時間」「姿勢」など、どのように取り組んでいくのか?は一人一人違います。
性格や考え方、抱えている悩みや問題、身体の状態、年齢、ストレス度、目的、生活習慣、健康状態などが一人一人異なるからです。
マインドフルネスに「これだけやっていれば効果がある」というマニュアルはありません。
つまりあなたの状態や目的に合ったマインドフルネスの瞑想や実践に取り組まないと、「心」「身体」「人生」の変化は望めないということです。
これはマインドフルネスに限らず、ピアノでも水泳でも同じことが言えるでしょう。
このような理由から大阪マインドフルネス研究所では、マンツーマンによる個人レッスンを強くお勧めしています。
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【指導者】
大阪マインドフルネス研究所
代表 西山純一
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