マインドフルネスの瞑想以外でIQを上げる有効な方法に読書があります。
読書はすればするほどIQが上がると言われており、IQが高い人は読書家であることがとても多いのです。
IQの高さはより良い人生を歩むために必要な要素の一つです。
読書をたくさんすれば、人生が変わると言っても大げさではありません。
事実、成功者と呼ばれる人たちの多くは読書家です。
その読書量は半端ではありません。
彼らが成功した要因の一つに読書量の多さが関係していることは間違いないでしょう。
IQを上げるために知識は絶対に必要です。
物事の見方や思考の深さは知識の量や質と関係しています。知識は私たちの活動の土台でもあるからです。
そして私たちは知識を通して世の中を見ています。ありのままに世界を見ているのではありません。
持っている知識や情報に左右された偏った世界を見ています。
知識のないものを認識することは出来ません。知識のないものは目の前にあっても見えないのです。
逆に言えば知識があれば、見えるものが増えそこから得られる情報も多くなります。
この情報が私たちの判断や選択に大きな影響を及ぼしているのです。
情報が多いと選択肢が増えすぎて、逆に選ぶことが出来ないといった心理学の実験がありますが、これは間違いであると考えています。
選ぶことが出来ない、判断することが出来ないのは情報が多いことが理由ではありません。
選択するための情報や知識が不十分だから選べないのです。
情報や知識が多いほど、より良い選択が出来る可能性は上がります。
本当は選択肢が7つあり、最適な選択が5だとします。
しかし情報や知識の不足が原因で1~3しか見えない場合はどうでしょう?
最適な選択が出来るでしょうか?
無理です。
1~3しか見えないのであれば、そこから選ぶことしか出来ません。
そしてその情報不足は、誰かが意図的に仕掛けている場合もあります。
あえて情報や知識を隠して1~3の中から選ばせるのです。
このようなことはありとあらゆる場面で起きています。
冷静になって世の中を俯瞰して見るとそれが強く実感できるはずです。
現代は何を根拠に判断し、誰の言うことを信用すればいいのか?がますます難しくなってきている時代です。
アクセス出来る情報量は増えているのですが、大半が嘘や偏ったゴミ情報です。
大衆をある方向へ誘導するために意図的にゴミ情報を流す人もいます。
こんな混沌とした時代に必要なのは、大量の知識です。
大量の知識があれば、どれがゴミ情報で誰が嘘をついているのか?を見極める確率がアップします。
健康に関する食事法が溢れています。
ほとんどが嘘情報なのですが、多くの人がそれを見極めることが出来ません。
なぜなら身体の知識がないからです。
栄養を摂取したときに身体の中で何が起きるのか?を知っていればどの食事法が正しくて、誰が嘘を言っているのか?をすぐに見抜くことが出来ます。
知識は大きな武器になるのです!!
武器である知識を手っ取り早く入手するために、最も良いのが読書です。
もちろん知識を得る方法としては、読書以外にもあります。
知識を豊富に持っている人の話しを聞いたり、知りたい分野の専門家の講座でも知識を得ることが出来ます。
場合によっては読書以上に質の良い知識を得ることが出来るでしょう。
しかしコストパフォーマンスを考えると読書にはかないません!!
多くの本は論理的で体系的に作られています。
きちんとした知識を得るためには、断片的ではなく体系的な知識に触れる方が良いのです。
そして読書は、読む側の時間や場所を選びません。
好きな時や読みたい時に、自分のペースで読み進めることが出来るのが読書の魅力です。
知識を豊富に持っている人の話しを聞いたり、セミナーや講座を受講する場合は、場所や時間が限定的です。
そして知識が豊富な人の話しを聞く機会などそうはありません。
そんな人とはなかなか出会わないし、出会ったとしても有益な話しをしてくれるとも限らないでしょう。
経済的にも本は優れています。
秘匿性の高い内容の講座やセミナーであれば、かなりの高額になる場合も珍しくありませんし、特別なルートやコネがなければ、受講不可能なセミナーや講座もたくさんあります。
しかし本であれば、著者の何十年の研究成果やそこで得た知識や知恵に、わずか数千円で触れることが可能です。
知識を得る方法としては、読書ほどコストパフォーマンスの高いものはないでしょう。
失礼な言い方になりますが、私から見て多くの人は知識がまったくと言っていいほどありません。
圧倒的な知識不足です!!
基本的な知識が抜け落ちています。
基本的な知識とは、義務教育で学ぶような一般教養レベルのことを指しています。
多くの人の情報源や知識を得る拠り所は、テレビや新聞です。
近年はネットニュースやSNSを情報源にする人も増えていますが、まだまだテレビや新聞の方が多いようです。
テレビや新聞だけで情報や知識を得るのは問題があります!!
テレビや新聞を見ることで得られる情報や知識は断片的です。
しかもその内容は権力者やスポンサーの意向で脚色されており、かなり偏っています。
正しいか?間違いか?見てる人のためになるか?の視点ではなく、権力者やスポンサーの都合の良い内容しか放送されません。
知識がなければそれを見極めることが出来ずに、簡単に誘導されることになります。
しかしきちんとした知識を持っていれば、誘導されることはありません。
何も特別な知識は必要ありません。テレビや新聞の内容を見極めるためには、一般教養レベルの知識で十分です。
ネット情報も同様で見極めるためには知識が必要になってきます。
文化庁のデータによると、47%の人が一か月に本を1冊も読まないそうです。(漫画や小説を除く)
最初にお伝えしたように、読書量とIQの高さは大きく関係しています。
国民の半分近くが本を読まないということは、国民の半分はIQが低いということです。
つまり大半の国民は、メディアが流した情報を正しいか?間違っているか?を見極めることが出来ずに思考や行動が誘導されてしまっているのです。
それが世論やルールを作りおかしな現象がこの国のあらゆる場所で起きているということです。
コロナ過がそうだったでしょう。どれだけの人がメディアや専門家の嘘情報に振り回されたのか・・・
ちなみに文化庁のデータによると一か月に本を4冊以上読む人は8%しかいません。
つまり一か月に4冊以上の本を読めば上位1割の情報勝者になれるというわけです。
一か月に4冊ってめちゃくちゃハードルが低いと思いませんか?
一週間に1冊読めば良い計算です。
もちろん読書習慣のない人からすれば、難しいかもしれません。
しかしそれは慣れの問題です。
読む意識を持てば、一週間に1冊は簡単にクリアすることが出来ます。
この程度の読書量でも他の人と差をつけることが可能なのです。
ビジネスであれば収入は上がります。
抱えている問題や悩みを解決することも出来ます。メンタルも強くなるでしょう。
たくさんのメリットがわずか数千円で得ることが出来るのです。
ここで言う読書とは、漫画や小説、ファッション雑誌などの娯楽を指していません。
論理的で体系的に書かれている本です。
もちろん漫画や小説でも知識を得ることは可能です。しかし漫画や小説は娯楽なので娯楽として楽しみましょう。
ただこれまで読書習慣のなかった人は、漫画や小説から入っても良いと思います。
最近の漫画は大人向けの内容が多く専門家が監修していたり、著者自身がかなり勉強していることあり、専門的な知識がわかりやすく書かれている漫画も少なくありません。
いきなり難しい本を読んでも続きません。読書で大事なのは習慣化することです!!
入門編や図解など、わかりやすい本から入るのはかなりおススメです。
入門編や図解の本をバカにしてはいけません。
知識が増えれば見える世界が広がります。
それに伴って思考が変わり、判断や行動も変わってくるでしょう。
そこにマインドフルネスの実践や瞑想もプラスしてみてください。
読書の効果がさらにアップしIQはもっと上がります。
読書とマインドフルネスの組み合わせは最強です。
さらに筋トレもプラスするとより効果的です。ぜひ取り組んでみてください。