瞑想の世界は非常に奥深く、目的やアプローチによって多くの種類が存在する。
それぞれの特徴と違いを分かりやすく解説していく。
各瞑想にはもっと奥深い意味がある。掘り下げると深くなりすぎるので、ここでの解説は「一般的」なものに留めている。このページで紹介している瞑想を実践する場合は、最初は必ず専門家指導の元で行ってほしい。
キーワード: 集中、静寂、一点集中
内容: 心を一つの対象(呼吸、ロウソクの炎、マントラなど)に釘付けにする瞑想。雑念が出ても、また対象に戻す。
効果: 脳の疲れを癒やす、深いリラックス、集中力の強化。
キーワード: 気づき、観察、現状肯定
内容: 特定の対象に集中し続けるのではなく、今この瞬間に起きている身体の感覚や感情を、判断せずに客観的に観察し続ける。「あ、今怒っているな」「足がかゆいな」と実況中継するイメージ。
効果: 智慧の獲得、感情のコントロール、自己理解、洞察力の獲得。
大阪マインドフルネス研究所が提供するマインドフルネスの瞑想は、サマタとヴィッパサナーを同時に行う実践。
分類: 日本の禅宗(大乗仏教)
特徴: 姿勢と呼吸を整え、統一された精神状態を目指す。宗派によってアプローチが異なる。
曹洞宗(只管打坐 - しかんたざ): ひたすら座ることに徹する。何かを得ようとする目的意識すら手放す。
臨済宗(看話禅 - かんなぜん): 「公案(こうあん)」と呼ばれる問いかけに精神を集中させる。
姿勢: 結跏趺坐(けっかふざ)などの独特な足の組み方を行い、背筋を伸ばす。
内容: 普段無意識に行っている「歩く」という動作をスローモーションのように丁寧に行う。「右足を上げる、運ぶ、下ろす、床に着く」といった足裏の感覚に全集中する。
効果: 座りっぱなしで眠気が来た時の気分転換、グラウンディング(地に足をつける感覚)。
座禅との関係: 禅宗では「経行(きんひん)」と呼ばれ、座禅の合間に行われる。
内容: 自分自身、親しい人、嫌いな人、そして生きとし生けるものへ向けて「幸せでありますように」「苦しみから解放されますように」と心の中で祈りの言葉を唱える。
効果: 他人へのイライラが減る、自己肯定感が高まる、オキシトシン(愛情ホルモン)の分泌。
特徴: 仏教由来だが、現代のポジティブ心理学でも非常に重視されている。
手法: 「オーム」「アー」などの聖なる言葉(マントラ)や、意味を持たない音を心の中で(あるいは声に出して)繰り返す。
仕組み: 言葉の響きに意識を集中させる(サマタ的要素)ことで、思考のループを断ち切り、深い意識状態へ入る。
メリット: 雑念が湧きやすい人でも、音に集中することで入りやすいと言われている。
手法: 真言宗や天台宗などの密教で行われる瞑想。「三密(身・口・意)」を整える。
身(印を結ぶ): 手で特定の形を作る。
口(真言を唱える): マントラを唱える。
意(仏を観想する): 曼荼羅(マンダラ)や梵字、仏の姿をありありとイメージする。
特徴: 視覚的イメージと音を駆使する、非常にダイナミックで儀式的な瞑想だ。
位置づけ: 瞑想への入り口であり、それ自体が強力な調整法。
丹田呼吸法: おへその下の「丹田」を意識して、長くゆっくり吐くことに重点を置く。自律神経(特に副交感神経)を活性化させる。
数息観(すそくかん): 呼吸の数を「ひとーつ、ふたーつ...」と数えることで、集中力を高める。初心者にもおすすめの手法。
内容: 仰向けに寝転がり(シャバアーサナ)、ガイドの声に従って身体の各部位に意識を向け、順番に力を抜いていく。
効果: 「1時間の練習で4時間の睡眠に匹敵する」と言われるほどの深い休息。不眠症の改善。
特徴: 覚醒と睡眠の間の「まどろみ」の状態を保つ。
内容: 背骨のラインにあるとされる7つのエネルギーセンター(チャクラ)に意識を向ける。それぞれの場所に対応する「色(赤、オレンジ、黄)」や「光」をイメージしながら呼吸を通す。
効果: 心身のエネルギーバランス調整、活力向上。
内容: イスラム神秘主義(スーフィズム)の修行。音楽に合わせてひたすらくるくると旋回し続ける。
効果: 平衡感覚を超えたトランス状態(変性意識)に入り、自我を忘れて神(宇宙)との一体感を得る。
激しい呼吸: 鼻から不規則に激しく呼吸し、エネルギーをチャージ。
カタルシス: 叫ぶ、泣く、笑う、暴れる。内側の感情をすべて爆発させる。
ジャンプ: 「フー!フー!」と声を出しながらジャンプし、エネルギーを底から叩き起こす。
停止(フリーズ): 完全に静止する。
祝祭: 音楽に合わせて踊る。